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基本情報
あらすじ
商店街で小さな弁当屋を営むリョウ。ある日、店先で空腹の青年が倒れ込んだ。彼の名はコタロウ。ボサボサの頭にずり落ちた眼鏡をかけ、聞き取れないほど小さな声で話す駆け出しの小説家だ。コタロウはデビュー作が書けず、責任から逃げ続けていた。その結果、まともな職に就けず、電気・ガス・水道まで止められてしまうような状況だった。「リョウさんの弁当は、家族の味がする」。孤児院育ちで家族と食卓を囲んだ経験がなかった彼は、そう言いながら幸せそうに弁当を食べきった。