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トリビア

  • 新田次郎の小説を「原案」としているが、主人公は実在の登山家・加藤文太郎ではなく「森文太郎」という架空の人物で、舞台も現代。原作の加藤はロッククライミングを敬遠していたが、漫画版の森はクライミングこそが生きる術になるという正反対のスタンスになっている。
  • 当初は鍋田吉郎、途中から高野洋が原作を担当していたが、後に原作表記が外れ、坂本眞一の単独作品になった。坂本は「少年漫画的な流行の模倣を捨て、自身の体験や感情を投影することでようやく独自のスタイルを確立できた」と語る。ラストは史実の遭難死とは異なる結末になっている。
  • 2010年に第14回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。
  • 新田次郎の同名小説を原案とするが、途中から現代を舞台にした独自の物語へと大きく舵を切り、単独登攀(ソロクライミング)に挑む主人公を描いた。

基本情報

連載期間
2007年〜2011年
連載状況
完結
巻数・話数
17巻・170話
出版社
集英社

あらすじ

転校生の森ぶんたろうは、新生活初日から早くも学校当局に目をつけられていた。内向的で不機嫌な彼は、教師たちからいつ問題を起こすかと警戒されていた。いじめっ子のクラスメイトである宮本から「もし学校の屋上まで登り切ったら、もう二度とちょっかいを出さない」と挑発され、森は喜んでその挑戦を受け入れた。そして見事に屋上まで登り切り、皆を驚かせた。 初の登攀成功の喜びに舞い上がった森は、地元の山の誘惑に抗えなかった。経験豊富な登山家たちが単独登攀の危険性を警告する声にも耳を貸さず。だが森は意に介さない。新たな情熱の前では、少々の危険など何でもなかったのだ。