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基本情報
- 連載期間
- 1962年〜1962年
- 連載状況
- 完結
- 巻数・話数
- 1巻・5話
- 出版社
- 太田出版
あらすじ
「パパ、ママ、どうか驚かないでください。一年前、僕の臓器は歯車とぜんまいに置き換えられました…」 タダシは時計職人の一人息子。彼の唯一の友達は時計だ。悪夢のような自転車事故がきっかけで、彼は学校に行くのを怖がるようになった。そこで両親は、彼のために特別な家庭教師を雇う。それは人間ではなく、口ひげを生やした懐中時計だった。彼もまたタダシの成績を上げることはできなかったが、着用者を恐ろしくシュールな時計人間の国へと運ぶことができる魔法の腕時計を彼に贈る。オートマトンたちが創造主に反逆し始めると、タダシは不確かな人間性を捨て、自らの魂を時を刻む機械たちに捧げるのが最善だと決意する。 1962年に発表された徳南晴一郎の『人間時計』は、漫画史上、類を見ない作品である。日本の漫画において、抽象的で夢幻的な表現が受け入れられるようになる何年も前、機能よりも形式を重視する芸術的な描き方が一般化する何年も前から、徳南はカフカ的な熱にうかされた夢の中で、ギザギザとした溶け崩れるようなイメージを、表現主義的にコマを切り裂きながら描いていた。同様に奇妙な第二話『猫の喪服』、そしてサブカルチャー研究家・宇田川武夫によるエッセイを収録した『人間時計』は、受賞歴のある歴史家ライアン・ホルンバーグが監修・翻訳し、リビング・ザ・ライン社から出版されている、ヴィンテージホラー、オカルト、ダークファンタジー漫画シリーズ『SMUDGE』の第9巻である。