レビュー
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基本情報
- 連載期間
- 1989年〜1994年
- 連載状況
- 完結
- 巻数・話数
- 8巻・119話
あらすじ
昭和時代が始まった頃、水木はまだ幼く、彼自身の初期の記憶がそのまま昭和初期の出来事と重なっている。信頼できる語り手であるねずみ男と共に、水木は歴史を個人的な物語として描き出し、若い読者から成熟した読者に至るまで、誰もが親しみやすく、かつ引き込まれるようにしている。第二次世界大戦に至るまでの軍国主義を描写する中で、水木の戦争に対する姿勢は思慮深く、しばしば露骨なまでに批判的だ。特に南京大虐殺については、日本国内で議論のテーマとなっているにもかかわらず、その出来事を明確に残虐行為として描いている。水木の『昭和』は、20世紀初頭の日本の外交政策が、いかに技術の発展や国の経済情勢の変化によって形成されていったかを追跡する、美しく語られた歴史書である。