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シリウスの痕

3.4

レビュー

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基本情報

連載期間
1999年〜
連載状況
完結
巻数・話数
4巻・27話
出版社
角川書店

あらすじ

これは、タチバナ・タケルという名の高校生が、妹のサヨコを「サイボーグ闘犬サーキット」から取り戻すために奮闘する物語である。タケルが10歳の時、敵の空襲で故郷が爆撃され、両親を亡くし、自身も瀕死の重傷を負う。生き残ったことへの罪悪感と、一人で生きることに耐えられない共依存的な精神状態に深く苛まれたサヨコは、タケルが助かるかどうかも分からない危険な手術費用を捻出するため、謎多きCEOヴェルテア・マルソー率いるアルビオン社に自身の脳を売ってしまう。彼女の脳はサイバネティックな肉体に移植され、その過程で脳の記憶はほぼ消去され、攻撃性が増幅される。新たな名は「ホワイト13」、あるいは「氷の人形」。その後5年間、彼女は闘犬サーキットに身を置き、グラディエーターさながらの壮絶な戦いで他のサイボーグたちと戦い、最終的にはグランドチャンピオンとなり、「シリウス」の称号を得るのだった。 物語は、タケルが妹を闘犬サーキットから解放した直後から始まるが、サーキットの外では、サヨコの脳に「自壊」メカニズムが備わっており、彼女が死につつあることが判明する。タケルに残された時間は1週間。妹を治す方法を見つけるか、サーキットに戻すかしなければ、彼女は命を落としてしまう。さらに、アルビオン社が「盗まれた所有物」を取り戻そうと執拗に追跡してくる他、それぞれが何らかの傷を抱えた登場人物たちが物語を複雑にしていく。