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トリビア

  • 浦沢直樹の着想は「世界中の人が知っているシルエットを持つアイコンはどこから来たのか」という疑問。洞窟の壁画のように人類の根源に遡る存在としてビリーバットを描き、「人類の通奏低音って何だろう」「なぜこの描線にときめくんだろう」というテーマを追求した。
  • ストーリー共同制作の長崎尚志は浦沢のデビュー当時からの編集者で、その関係は編集家・竹熊健太郎に「共犯者」と評された。2009年の単行本1巻発売日には朝日新聞朝刊の紙面に無数のコウモリが現れる「新聞ジャック」が行われ、原宿駅前や新橋には浦沢直筆の落書きボードが出現した。
  • 『モーニング』で2008年から2016年まで連載され全20巻で完結。日系アメリカ人の漫画家を主人公に、ケネディ暗殺やアポロ計画など20世紀の実際の事件を織り込んだ歴史ミステリー。

基本情報

連載期間
2008年〜2016年
連載状況
完結
巻数・話数
20巻・165話
出版社
講談社

あらすじ

1949年のロサンゼルスを舞台に、日系アメリカ人の漫画家ケビン・ヤマガタが、彼の大ヒットキャラクター、ビリーバットを描いている。ビリーバットは、その名の通り、機知に富んだコウモリの探偵だ。全てが順調に進んでいたケビンだが、ある不都合な真実が発覚する。彼は、かつて日本で見た一枚の絵から、自らの愛するキャラクターを意図せず盗用してしまったかもしれないのだ。その報に打ちひしがれたケビンは、戦後の日本へ戻り、その絵の原作者を探し始める。しかし、そのキャラクターの起源は、彼が想像していたよりもはるかに古く、そして複雑怪奇なものだった。