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トリビア
- 手塚眞は当初、浦沢直樹側からの『地上最大のロボット』リメイクの申し出を一度断った。2003年3月28日、アトムの誕生日の10日前に浦沢が直接プレゼンして承諾。条件は「手塚治虫のタッチではなく浦沢直樹の絵柄で、浦沢自身の作品として描くこと」だった。
- プレゼン時に浦沢が提出したキャラクター案は手塚の絵を踏襲したもので、アトムもゲジヒトも原作と同じ顔だった。手塚眞は「似顔絵じゃなくて浦沢直樹自身の漫画が見たい」「オマージュを掲げてばかりで誰も戦いを挑んだものはいない」と再考を求めた。
- 浦沢は承諾を得た時から体調を崩して全身じんましんになり、自分の絵で描き始めても背後から「浦沢氏、それは違う」と手塚治虫の声がするようだったと語っている。連載開始は当時『20世紀少年』の無茶で左肩を脱臼して描けない時期で、「手塚先生に描かせてもらった感じ」と振り返る。
- 手塚治虫『鉄腕アトム』の連載開始50周年を記念し、浦沢直樹が手塚プロダクションと協力してエピソード「地上最大のロボット」をリメイクした作品。主人公をアトムから脇役の刑事ゲジヒトに移して描いている。
- 2005年に第9回手塚治虫文化賞マンガ大賞と第7回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を、2010年に第41回星雲賞コミック部門を受賞。
基本情報
- 連載期間
- 2003年〜2009年
- 連載状況
- 完結
- 巻数・話数
- 8巻・65話
- 掲載誌
- ビッグコミックオリジナル
- 出版社
- 小学館
あらすじ
人間とロボットが共存する理想の世界で、強力なスイス製ロボット、モンブランが何者かによって破壊された。一方、ロボット人権団体の要人が殺害された。二つの事件は無関係に見えたが、ただ一つ、あまりにも異様な手がかりを除いては。それは、両被害者の遺体が、頭部に間に合わせの角が置かれ、まるで奇妙なコラージュのように仕立て上げられていたことだった。インターポールはロボット刑事ゲジヒトにこの極めて奇妙で複雑な事件の捜査を命じた。彼はやがて、自身もまた、世界の七大ロボットの一体として、標的の一人であることを知る。
関連作品
- 本編
- 鉄腕 アトム
- アニメ化
- PLUTO(配信)