Rankee
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基本情報

連載期間
1976年〜1978年
連載状況
完結
巻数・話数
3巻・26話
出版社
小学館

あらすじ

由紀美知夫は、容姿端麗、頭脳明晰、名門歌舞伎役者一家の御曹司という家柄、大手銀行での将来有望なキャリア、そして数えきれないほどの女性からの人気を一身に集めていた。しかし、その完璧さの裏には、世界を根底から揺るがす秘密が潜んでいた。 少年時代、沖縄近海の南方諸島への遠足で、由紀は外国の軍事施設に貯蔵されていた毒ガスに曝露し、辛くも生き延びた。ガス漏れは島の全住民を死に至らしめたが、当局によって即座に隠蔽された。由紀は公にされざる証人として残されたが、その強力な神経ガスは、彼から善悪の区別を完全に奪い去っていた。 それから15年後。由紀はバルザックさながらの社交界の立身出世を果たす男となっていた。昼間は金融界と政界を駆け巡りながら、夜には子供や女性を惨殺する。そして、女形として歌舞伎で磨いた変装術を倒錯的に利用し、殺した女性になりすましていた。しかし、彼の野望は、些細な出世や快楽ごときでは満たされない。由紀美知夫には、はるかに不吉な目的があった。それは、彼の命を救ったものの、良心を奪い去った究極兵器MWを手に入れることだった。 彼を阻止できる可能性を秘めた男は二人だけだった。一人は、このサイコパスに対して立件しようと奮闘する辣腕検事。もう一人は、由紀の過去を共有し、しばしばベッドを共にする、苦悩するカトリック司祭、賀来巌である。