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パノラマ島綺譚 表紙楽天ブックスで見る
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パノラマ島綺譚

3.4

レビュー

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基本情報

連載期間
2007年〜2008年
連載状況
完結
巻数・話数
1巻・8話

あらすじ

人里離れた神秘の島で、一人の男が享楽の限りを尽くした楽園を築く。滝、宮殿、庭園が広がる豪華絢爛な世界は、退廃的な酒池肉林と暗い秘密が渦巻く壮麗な舞台となる。 1920年代の日本を舞台にした「パノラマ島綺譚」は、売れない小説家・人見のねじれた軌跡を追う。彼は、大富豪の跡取り息子と瓜二つの顔を持っていた。 富豪の急死を知った人見は、ある大胆な計画を練る。自らの死を偽装し、瓜二つの男の遺体を掘り起こして隠した後、その男の家族の屋敷近くの浜辺に、飢え死に寸前の姿で漂着する。死んだ息子になりすますことに成功した人見は、その男の人生のあらゆる側面を乗っ取っていく。会社、財産、そして遂には妻までも。売れない作家だった彼は、やがて家族の富を自らの倒錯した目的に転用していくのだった。 本作は、日本のパルプミステリーのゴッドファーザー、江戸川乱歩の不朽の名作小説を原作としたグラフィックノベルである。漫画界の鬼才・丸尾末広による息をのむようなアートワークが、この日本のパルプクラシックを精緻な筆致で鮮やかに描き出す。 「パノラマ島綺譚」は第13回(2009年)手塚治虫文化賞新生賞を受賞した。