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トリビア
- 原作者・支倉凍砂の着想は、刊行の約4年前に読んだ中世経済史の学術書『金と香辛料―中世における実業家の誕生』(ジャン・ファヴィエ)で、タイトルもこの書籍に由来する。以前は「哲学的」「運命的」なものに興味がありSFばかり書いていたが上手くいかず、過去に読んだ中世ヨーロッパの資料を使ってみようと書き上げたのが本作だった。
- 支倉が編集との打ち合わせで「メディアワークスの就職試験を受けてみようかな」と冗談で言うと、「電撃小説大賞より倍率高いですよ。試験には国語の長文読解も出ますし」と返された。言い返せなかったのは、担当の手元の原稿に日本語の間違いを示す赤いチェックが死ぬほど入っていたからだという。
- 漫画版の小梅けいとは、作品の雰囲気を出すためにわざとペン入れをせず鉛筆書きで原稿を描いている。支倉は「コミック版のホロがどんどんふくよかになっている」と評した。
- 支倉凍砂の同名ライトノベルの漫画化。『月刊コミック電撃大王』で2007年から2017年まで連載され全16巻で完結。原作小説は経済や商取引を主題にしたファンタジーとして異色の人気を得た。
基本情報
あらすじ
相棒の荷馬と若き商人クラフト・ローレンスは、儲け話を探して砂埃舞う裏道をのんびりと進んでいく。しかし、そんな単調な旅はある夜、終わりを告げる。彼が出会ったのは収穫の女神。美しき乙女の姿をしていながら、狼の耳と尻尾を持つ存在だった!故郷である北の地を恋しがる賢狼ホロは、ロレンスが各地の商売の流れを追うのに合わせて旅に同行する。そんな二人が、魅力的ながらも胡散臭い儲け話に遭遇した時、商人としての腕を磨いてきたロレンスと、古き知恵と直感を持つホロは、嘘の中から真実を見抜き、ちゃっかりと利益を得ることができるのだろうか!?
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